爆買い(2016年12月8日) |
一時、中国人観光客による爆買いが話題になったが、近年は風前の灯らしい。これまで使っても、1人あたり10数万程度で、当方に言わせれば金額は少ない。
日本人の場合、よく言われたことは、旅費の倍の金額を持参しなさい、ということだった。しかも、持参した金額は旅先ですべて使ったと思う。ピークはバブル経済期だっだ。
当方は1977年8月から海外旅行に出かけているが、その際は上司から餞別を頂いた。1万円程度だったと思う。
お土産は、酒3本、タバコ2カートン、香水2オンスが定番で、酒はルイ13世を良く買わされた。当時は1本3万円で、いまは10万円を越えていると思う。香水は色々と買わされたが、フィジーとか買って来いと言われ、勉強になった。
当方の場合、これまで海外旅行では20万円を消費したことが最高である。初めての海外旅行で、アメリカ西海岸とハワイ。ハワイでは両親にオメガのペアウオッチを買った。2つで6万円だった。某妻には、妹とお揃いのムームーを買ったが、無視された。もちろん、マカデミアナッツのチョコレートも散々買わされた。
この他に、ソウルで20万円使った。東京ブランドの牛皮のジャンバーを買った。3万円。その他に紫水晶のネクタイピンなど。他は覚えていない。
そして、パリにもよく行ったが、パリのサントノレ通りには、日本人が経営するブッティクが20軒はあったと思う。カバンは第2ブランドだったが、某先生は奥方にどこかのブランドのカバンを買っていた。いま行くと、こうした店舗は消え去っている。
何を言いたいかと言うと、たかが10数万円の買い物程度で、爆買いと騒ぐなかれ、である。我々は、散々買い物をしたではないか。トルコに行くと、1枚10万円以上する絨毯を買いあさって、別の1枚を持たされた。まったくもって、懐かしい。(未完)