別府八湯温泉道14巡目の手記(2012年07月29日) |
2012年7月23日(月)12時30分、夢たまて筥に入湯して、14巡目、名人となった。別に深い意味はない。段位申請はまだしていない。8月8日にする予定だ。いつの頃か、年に一度の名人を目指すようになった。「一湯入魂」を目指したからだ。しかし、理想は理想で、ついハシゴ入湯をすることがある。これは温泉道の醍醐味だと思う。一日に何湯も入っては、温泉の価値は分からんと、おっしゃる御仁も多いが、大体の方は温泉道の未経験者が多い。
14巡目の1湯目は、梅園温泉。2012年5月5日のことである。17時入湯。ここは入湯中に、マナーの件で、代表して嫌味を言われたことが2回ほどある。まったくその通りで、ジモ泉に入る場合は、そこのルールにしたがってもらいたい。管理人の方は、マスコミの取材にも神経を注いでいるようだ。
2湯目は東町温泉。5月6日の17時。ここは浴槽が狭いので、昼の時間帯でゆっくりと入湯をしたい。
8月8日は、別府八湯の日で、9湯入った。6湯目は、たきみずで、これが、たきみず入湯の最後となった。温泉道には協力的で、親切なご夫妻に対して、色々と感謝申し上げたい。9湯目に当たるホテル白菊では、温泉仲間10人ほどと遭遇。やはり考えることは一緒だと思った。9月11日は、当方の誕生日で、松葉屋に入湯。取材のついでの入湯なので、若主人に感謝したい。
9月23日は、いわき湯本温泉に出かけた。上野駅から特急のグリーン車に乗車した。湯本温泉は悲惨な状況で、温泉入浴はまばらだった。温泉道での入湯は、これで2人目とか、そんな状況だった。9湯無事入湯したが、いまとなっては本当に思い出深い。ホテル斎菊では、主人のお話を伺った。その成果は、いずれ論文として発表をしたい。
次は、千年ロマンで、国東半島をかけ巡った。最初は11月19日と20日で4ヵ所、年が明けて、1月28日に3ヵ所入って、満願となった。
いま、スパポートをみて、1月27日に、梅園温泉の入湯を発見した。ということは、14巡2回目ということで、この手記は、台無しとなりそうだ。
まあ、8月2日に別府へ行くので、かんぽの宿か丘の湯とか、どこかへ行ってみたい。入湯予定のメモを捨てたので、どうしようもない。そうそう、芝居の湯もあった。ここにしようかな。年齢とともに、入湯の記録も、いい加減になってきた感じだ。
87湯目の神丘温泉は、したがって、86湯目となる。神丘温泉は思い出が多い。温泉道開始以前から出かけており、泥湯もかなり入浴した。手前が男湯で、向こうが女湯だった。わが相棒は、ちらちらと女湯の方をみて、楽しんでいたが、そのうち、男湯は閉鎖となった。
ここは、ある女性と入浴したが、後ろ写真をブログで掲載したところ、「●●さんだから、外せ」というクレームが数回届いて、困ってしまった。決して、「●●さん」ではなく、2001年に当方が執筆した「湯遍路旅日記」にたまに登場していた「Kちゃん」である。
たしかに「●●さん」とは、彼女の友達と一緒に3人で入浴(両手に花状態)したことはあるが、写真は、いずれも正面の写真で、後ろ姿はありません(苦笑)。
一度、泥湯に温泉を付け足して、バレテしまい、番台のオバちゃんから出入り禁止を申し渡された。したがって、2年ほど行かなかったことがある。
今回は7月末で閉鎖ということで出かけたが、オジさんは、あいかわらずぶっきらぼうだった。しかし、車の駐車では、店の前で親切にご指導を頂いた。ここの温泉は本当に思い出が多いので、いまとなったら、感謝の気持ちでいっぱいだ。
たきみずもそうだが、温泉道では消えてほしくないところが、消えてしまうので、諸行無常を感じる今日この頃である。関係ないが、個人的には、早く年金生活に入りたいものだ。
そうそう、したがって、夢たまて筥は87湯目で、芝居の湯を88湯目にします。芝居の湯は駐車場があるので、利用しやすいから…。
最後に、温泉道では、不正をしてはいけない。きちんとお金を払って、入浴をして下さい。最後の最後に、長泉寺の薬師湯は、入湯の際に、氏名を記入するので、個人情報がバレバレです。個人的な意見ですが、カップルの場合は、代表1名で良いと思います。嫉妬深い方が、これを見ると、大変なことになると思ったからです。当方は、大体1人で行きますが、同伴の場合は、代表者の名前を書いて、他1名とか、他2名などと記載します。老婆心ながら、念のため…(苦笑)。
2012年08月2日(木)、15時40分、芝居の湯に入湯。これでやっと88湯目となった。
8月8日(水)、14巡目名人を申請したところ、3414代目となった。ご苦労さま!
(未完成)
写真は神丘温泉