現代日本の地域研究(2011年10月12日) |
執筆の計画は、2010年8月のことで、服部先生の指示で作業に入りました。
まずは執筆メンバーの選定です。作業中に、1人の方から今回は書けないと、連絡を頂きました。その後、2011年1月4日、服部先生の指示で、1人の方の追加を考えましたが、病気ということで、これまた断念。結局、執筆メンバーがやっと確定しました。
最初の原稿締め切りは2011年1月31日でしたが、大半の方が間に合わず、結局、2011年3月末を最終締め切りとしました。ところが、3.11の震災で、1人の方が間に合わず、7月末入稿となった次第です。
間に合わなければ、当方が「珠洲市の観光診断」を書く予定でしたが、まあ、原稿が間に合って、一段落です。共同で執筆する場合は、やはり色々と難しいですね。
服部先生のお目通しもあって、一部難行苦行でしたが、出版が後期の講義に間に合って、ほっとしました。
編著者 服部銈二郎 編
本体価格 2,800円(税別)
ISBN 978-4-7722-3141-1
判型 A5判
頁数 196ページ
★徹底したフィールドワークにより地域づくり,まちづくりを検証!
[主な内容]
国際化,情報化,少子高齢化など社会経済環境の急激な変化は,「地域」にいかなる変化をもたらしたのか。地域資源の活性化,まちづくり,商店街の活性化をキーワードに,徹底した現地フィールドワークを通して,その実態を様々な角度から検証する。
[主な目次と執筆者]
第1章: 都市地理から得た三つの教え(服部銈二郎)
第2章: 地域資源を活かした産業づくりとパブリシティ:熊本県芦北町(山中 進)
第3章: 地域資源を活かした観光地の形成:遠野市(岩動志乃夫)
第4章: 入湯手形で平凡な山の湯を克服:熊本県黒川温泉(浦 達雄)
第5章: 産業観光を活かしたまちづくり:神戸市(吉本 勇)
第6章: コンパクトシティを軸とした中心市街地活性化の実態と課題:青森市(上村康之)
第7章: 昭和の町で商店街の活性化:大分県豊後高田市(浦 達雄)
第8章: 宅地開発に伴う遊園地(開発公園)の現状と問題点:岡山市(芳賀 修)
第9章: 郊外都市がたどった都心性の変遷:宮崎市清武町(小野純一郎)
最終章: グローカル時代の都市学:東京・上野駅(服部銈二郎)