都市ブランドの総合1位はパリ、存在感などでリード(2009年6月17日) |
当方が属するアーバンアメ二ティ研究所では、「観光地の魅力測定法」を開発し、その後、事例を重ねて、すでに20年を超えている。観光地力を100点満点で表現する手法だが、URAゼミでは、卒論でもこの手法を用いており、それなりの成果がある。この手法を用いれば、都市力の測定も可能であり、ぜひ、各都市でも自分の都市の力を測定してほしいものである。
都市のブランドとか、魅力とかな、呼び方は何でもよいが、こうしたデータを色々と積み重ねることで、都市のの持つ「力」を総合的に明らかにしたいものである。
以下、エキサイトニュースからの引用です。
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都市ブランドの総合1位はパリ、存在感などでリード
2009年6月17日
6月17日、今年の「アンホルトGfKローパー都市ブランド指数」ではパリが総合ランキングの1位に。
[シンガポール 17日 ロイター]
2009年の「アンホルトGfKローパー都市ブランド指数(CBI)」が発表され、フランスのパリが総合ランキングの1位に輝いた。
この調査は、20カ国の約1万人を対象に実施。世界中の50の主要都市を「ブランド」ととらえ、知名度や国際的影響力を示す「存在感」や清潔さや気候を示す「環境」など6つのカテゴリーで評価した。
総合ランキングで2位だったオーストラリアのシドニーは、市民のフレンドリーさや、生活の質の高さ、気候や景色などが高く評価されたが、「存在感」や「活気」のカテゴリーでパリに大きく引き離された。
次いで、英国のロンドン、イタリアのローマ、米国のニューヨークが選ばれている。
同指数を考案したサイモン・アンホルト氏は「現在のような不安定な経済情勢では、企業を都市に呼び込む力や考えを理解していることは、非常に重要だ」と述べた。